2024年11月4日
用賀の閑静な住宅街にある伝統校。もちろん駒澤大学の付属校で、都内では各種スポーツの強豪校(特にサッカーと駅伝が全国大会出場!)として知られてますが、国公立・早慶等の他大進学者が約3割ある進学型付属校です。
今回の説明会で特に印象的だったのは下記の2点。
①2020年3月の進路状況では、駒澤大学への付属校推薦が約74%で前年度まで60%台から上昇。これは、本校は駒澤大学への推薦権を留保して他大学(国公立大学も私立大学も)への受験が可能だが、コロナ禍の状況下で系列大学への安全な進学意識が強かったことと、他大学受験の情報入手が困難だったことに依ると分析。しかし一方で東京学芸大学や早慶上智・GMARCHにも約60名の合格者を堅調に輩出。これは特進コースだけでなく進学コースの実力上昇とのこと。
②2021年度入試(2021年1月~2月実施)の応募総数は昨年度対比約1割減少だが、コロナ禍でもう少し減ると思っていたが、想定よりは高めに踏みとどまった。減少の主因は、前年度に入学者定員超過のため推薦基準を厳しめにしたことで敬遠されたことと、単願推薦において神奈川からの受験生の減少か。しかし一方で併願優遇の歩留まり率は前年度とほぼ変わらずとのこと。
大学定員数厳格化や大学入試改革の影響によるここ2~3年の「私大附属校ブーム」はまだまだ続いているようですね。
逆に言うと、来春の入試もフリー受験生にとっては激戦必至でしょうね。
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