都立高校に強い大田区の学習塾

私立立正大学付属立正中学高校に行ってきました・・・「校舎移転3年目、中学入試改革へ!?」

2015年5月21日(木)、私立立正大学付属立正中学高校の塾対象説明会に行ってきました。

立正大学付属立正中学高校は都営浅草線西馬込駅から徒歩5分のところにあります。大田区からは五反田行きの東急バスを利用して通学する生徒もいます(バス停から徒歩2分)。新たに大田区西馬込に校舎を移転し3年目となります。約2万平米の敷地内には左手に人工芝グラウンド、正面には新校舎がそびえています。定期テスト期間でしたが、大会間近の部活が活発に練習をしていました。

立正大学付属立正中学高校は日蓮宗系の学校です。宗教を通じた情操教育を「道徳教育」と位置づけ、建学の精神である「行学二道」を柱にグローバル時代に活躍できるリーダーの育成を目指しています。

立正大学付属立正中学高校01

特色ある教育活動として、校舎移転に際して始まった「R-プログラム」があります。3つのポイントを挙げています。
①Reseach 自ら進んで調べる力(問題の発見・調査)
②Report 意思や結果を正確に伝える力(文章等による表現・人前での発表など)
③Read 主張や要点を読み取る力(相手や論点の理解、考察、整理)

実践例として、「コラムリーディング」と「読書ノート」があります(パンフレットに記載例あり)。
「コラムリーディング」とは新聞や雑誌の文章を5分程度で読み、5分間で自分の意見を200字でまとめるものです。その後、クラス全員の前で発表(1分間)していきます。年間で5回以上の発表チャンスがあり、課題は時事問題から経済、社会的なものまで多岐に渡ります。
「読書ノート」は図書館の利用を促すことや、活字離れしている若者にいかに読書をしてもらうことを目標に掲げています。読んだ本に関しては、読書ノートに数行感想文を書く欄があります。また、クラスごとに読書量(計:ページ数)を集計して競い合う「リーディングマラソン」も行われています。読書量が多い生徒は表彰もあります。
※「コラムリーディング」は中学1年生~高校1年生、「読書ノート」は中学1年生~中学3年生

立正大学付属立正中学高校02

進学実績も向上しています。平成26年度(2014年3月)卒業生の現役進学率は88.8%(四年制大学85.3%[うち立正大19.3%]、短大・専門3.5%)となり、高い現役進学率を実現しています。そのうち国公立大や早慶上理大へ29名合格、GMARCHへは65名が合格しています。
国公立大 東京農工大1名 横浜国立大1名 横浜市立大1名 鳥取環境大1名
難関私立 早稲田大7名 慶応大4名 上智大4名 東京理科大10名

■平成28年度中学入試について
2月2日午前に2つの新方式を導入予定です。

■平成28年度高校入試について
一部推薦内申基準に変更点があります。

立正大学付属立正中学高校03

今後の説明会や入試制度等の詳細は以下をご参考下さい。
http://www.rissho-hs.ac.jp/index.html

この他にも、様々な情報を入手することができましたので、興味のある方は各校舎へお問い合わせ下さい。
http://www.denshin-z.co.jp/contact.html

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担当 石川(進路指導主任)